2008年08月16日

地獄の釜の蓋が開く日

今日8月16日は私の住む八女では「閻魔さんの日」として「閻魔堂」におまいりをする風習があります。我が家の裏の無量寿院の境内にも、本堂の脇に古い閻魔堂があり、怖い顔をした「閻魔大王」が鎮座しています。

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小さい頃から「ウソをつくと閻魔様に舌を抜かれる」と、親や大人から脅され、子どもながらに「身に覚えのある」ことだけに、閻魔堂に近寄ることは大変怖いことでした。
我が家の子ども達も、しっかり怖がりました。孫達も「閻魔様」を見にいこうと誘うと、「怖いもの見たさ」と、「もしかすると・・・」という恐怖心と入り混じった、不思議な対応をします。「ウソをついてないから、怖くいないモン」と強がりを言いながらも、閻魔堂が近づくと、しり込みをします。
8月16日は「地獄の釜の蓋が開く日」で、この日は地獄の休業日ということらしい。だから「ウソをつく人間」も安心しておまいりでき、「これからは決してウソをつかない」ことを約束して、地獄行きを免れ、幸せね生活を祈願する日なのでしょう。

私の子どもの頃は無量寿院の閻魔さんの縁日の8月16日は、夜店が参道いっぱいに出て、それはそれは大賑わいでした。いつの頃からか、すっかり寂しい縁日になってしまいましたが、・・・やっぱり地元の人々にとっては懐かしいお祭りです。

ウソをついても大手をふって威張っている政治屋やお役人を、一網打尽にして「舌を抜き」「釜茹での刑」にする閻魔大王の出現を、国民は願望しているようですが・・・・地獄の沙汰もカネ次第・・・な〜んてことはないことを望みます。

追記
8月17日(日)朝日新聞「天声人語」---引用---
もう命日はすぎたけれど、8月は明治を代表する落語家の三遊亭円朝がなくなった月だと聞いて、東京の谷中にある墓所を訪ねてみた。「三遊亭円朝無舌居士」の文字が山岡鉄舟の筆で刻まれている。円朝は生前から「無舌居士」と号し、<閻王に舌を抜かれて是からは心のままにうそも云はるる>などと歌を詠んでいた。近世以来の話芸を集大成した才人に似つかわしく、思わずニヤリとさせる墓碑である。



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posted by fusaya at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記